トロントについて


-第7話 日本とトロントここが違う!?-
Last mod April/11/01


ロントに来てからのカルチャーショックというのでしょうか。私が驚いたこと、日本と違うなと思った事を思いついたまま箇条書きに書き並べてみました。良い悪いは別として、トロントがもっと身近に感じるのではと思います。私のトロント感想文です。また思いついたら増やしていきたいと思います。みなさんも気付いたことがあればメール頂ければと思います。

●リスが日本の雀のようにそこらへんにいる。
日本ではリスは山奥でしか見ることができませんが、トロントはダウンタウンでも公園や、家の庭で見る事ができます。それもほとんどが黒いリス。日本人の感覚ではリスは薄茶色のはず。黒いリスには最初ビックリしました。その他にも夜になると現れるのが、アライグマやスカンク。やっぱり大陸はワイルドです。

●ハードよりソフトだった。
私はハードコンタクトレンズをしているのですが、日本ではハードの方が目にやさしく、手入れも簡単ということで、ハードを使っている人も多くいますが、トロントでは95%ぐらいがソフトではないでしょうか。ハード用品を探すのには一苦労。ソフト用品は値段も安いし、どこにでも売ってますが、ハードに関しては眼科で貰うしかないものもあり、どうして!!!!とビックリです。

●ミルクの味がかなり薄い。
こちらでは低脂肪の脂肪率1%、2%が主流で、日本は3%以上が普通のはず。ですので、はじめてこちらでミルクを飲むと水のようでとまどうと思います。しかし慣れると今度は濃いミルクは飲めなくなりますね。トロントに来た時はレストランや売店でお茶系統(ウーロン茶など)が売っていなくて、ポップやジュースばかりなので、さっぱりしたものを飲みたい時はミルクを頼んでいたぐらい。

●チョコが美味しくない。
私はチョコレート大好きなのですが、トロントに来てからは食べる事がほとんどなくなりました。それはトロントというよりカナダのチョコの味が私はまずいと思うからです。やはりあの薄いミルクが原因?とも思うのですが、M&M'sもアメリカに旅行に行った時に買ってくるほど。カナダのM&M'sやキットカットは私は食べられません。(;_;) ちなみにオーストラリアはチョコは美味しかったですね。

●ケーキが超甘い。
日本のケーキの繊細さがなつかしい。お砂糖のジャリっていう歯ごたえがあるほど甘いです。

●マイカップを持っている。
トロントの人達はお茶好き。コーヒーショップは街中いたるところにあり、繁盛しています。会社に行くにもランチの後にもみんなコーヒーや紅茶を買って、飲みながら歩いている人を多く見かけます。そこで登場するのが、マイカップ。毎回take out用のカップを使うのは環境に良くないということで、自分のカップを持ち歩いて、そこにコーヒーなどを入れて貰っている人もいます。またコーヒーショップではそういうカップを販売しています。

●自転車は歩道を走れない。
トロントで自転車といえば、ママチャリのような自転車ではなく、マウンテンバイクなので、歩道を走るのは(条件付きで歩道もOKですが)一般には禁じられています。

●右折は赤でもできる。
これはオンタリオ州の交通ルールで、右折なら信号が赤でも出来るのです。交通渋滞を減らすことが目的です。

●12歳までは保護者が必要。
日本では生まれたばかりの子供を車に置いてパチンコなんて人がいますが、カナダでは子供を守る立場から12歳までは必ず保護者(13以上)がついていないと違法なのです。子供だけでお留守番なんて親が捕まってしまいます。また、子供をたたいたりするのも虐待なので、見ていた人が警察に通報することも出来ます。

●寒さの警報が出る。
トロントの寒さはやはり半端ではないですので、寒さの警報が出る時があります。また、動物は散歩に出してはダメという注意もなされます。凍え死んでしまう恐れがあるからです。

●電車は待ってくれない。
トロントの電車のドアは容赦なく閉まります。また、閉まるのが早い!ぼやぼやしていたら、挟まれます。日本のように待ってくれたり、乗りかけると閉まりかけたドアを開けてくれることはまずないです。全く乗客は無視ですので、乗る時はすみやかに、早く乗りましょう。

●TTCのドライバーは勤務中でもコーヒー買いにいくよ。
バス、ストリートカー、電車のドライバーはコーヒーを買いに出かけます。電車はさすがに駅ごとになりますが、バス、ストリートカーなどはコーヒーショップの前で停まって、ドライバーが買いに行ってしまうのです。乗客はただ待つのみ。(^^;)

●こんなそんなで時刻表はありましぇ〜ん。
TTCには始発と終電の時刻表はありますが、その他は30分ごととか、40分ごとなどとおおまかで、日本のような細かい時刻表はありません。あっても当てにならないでしょうが。(^^;)

●新札がない!
日本では礼儀として、お祝やお供えなどにお金を包む場合は新札を入れますが、こちらでは新札という意味がないので、銀行に行って新札下さいと言っても通じません。銀行員の人にしわしわのお札を手で伸ばして渡された時はさすがに参りました。(^^;)

●手でページめくり
ハイテクが進む北米でも日本に比べると遅いというか、あまり感心がないというか、 遅れていることはたっくさんあります。その一つが銀行のマシーンです。普通日本ではお金を下ろす時は一緒に記帳しながらマシーンから下ろせますよね。こちらは記帳は記帳で別にしなくてはなりません。そしてなんと、通帳を機械に入れたら、1ページ終わったら返ってきます。自分でページを捲ってまた機械に入れないといけないのです。はじめ何で記帳が終わってないのに返ってくるの?なんて思いました。(画面みるとページ捲れと書いてある...ひえ〜^^;)

●フードコートのフードは飾りではなかった!
日本ではお洒落の一つとしてフードの付いた服を買ったりしましたが、こちらは寒さと風がすごいので、フードは実際に必要なのです。飾りとしか思っていなくて使ったことなかったですが、フードがこんなに役に立つなんて〜と痛感しています。

●カードはとっても大切
キャッシュレスが当たり前になるつつありますが、信用を得るということで、クレジットカードはいろんな契約時に提示が求められたりします。なので、カードは持ってないと生活に困ります。電話でコンサートのチケットを購入する時もカード払いしか受け付けなかったり、リースするにもリース会社はクレジットカードから、信用度を調べまるので、ほんとカードは使わなくても1つは絶対に持ってないと不便なのです。

●カードを添えるのは絶対
同じカードでもこちらは誕生日やお祝時に送るカードのこと。日本では誕生日ならプレゼントだけ渡す、バレンタインならチョコだけ渡すというように、カードも一緒に渡す習慣があまりないですよね。こちらはカードはとっても大切。プレゼントがなくてもカードだけ渡すことで十分喜ばれます。またプレゼントを渡すのにカードなしでは失礼と考える方がいいのです。そして貰ったカードを家のリビングに一つ一つ飾ります。とっても素敵だなと思います。

●クリスマスは日本のお正月
トロントは移民の街なので、必ずしもみんながクリスマスを祝うのではないですが、クリスマスはやはり年に一度のビックイベント。日本は24日のイヴが恋人達の為に重要ですよね。こちらはやはり25日です。そして家族で集まるのです。恋人達もこの日はそれぞれの家族の元へ帰るのです。日本のお正月という感じですね。なので、お正月が反対になく、1月1日が祝日以外は2日から普通通り仕事します。日本人にはもうちょっと3日はゆっくりしたいと思わせてしまうほど、あっけないですよ。日本のお正月がなつかしい〜!

●新聞はみんなの為に置いていく!?
こちらの人は普通のス−ツ着たサラリーマン風の人でも電車内やバス、ストリートカーなどで新聞や雑誌、広告ビラが置いて(捨てて)あると拾って普通に読みます。座席ならまだしも床に散らばっている新聞なども拾って読んだりします。はじめ見た時は「ひえ〜貧乏くさ〜い」なんて私は思いました。日本ではまずしないですよね。それぐらい自分で買ったら?なんて思うもの。しかし、こちらは普通のようです。そして、自分で新聞など買ったけど車内で全部読んじゃった、いらないと思うと次の人が読むかなと、わざと置いて行く人もいるようです。これはある意味親切?



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