09/10/99

夢とトロント



 私はトロントが心底好きである。なぜにそこまで好きなのか。ワーホリで来て1週間で「ここだ!」と感じた直感は6年経つ今でも新鮮で変わらない。最初の1年目はまわりの友達が「2年3年経てば飽きるし、退屈になるよ」なんて言っていたけど、私は本当に今でもトロントが大好きで、恋し続けている。単純な性格のため、今だChina Town、Queen St.などを歩くたび、「ただで海外観光だ〜」って感動して歩いている。ある意味、私はトロントという街を客観的にみているのだと思う。トロントは私にたくさんの夢を与えてくれ、それを現実のものとさせてくれている。
 ホームステイ先はとってもいい家庭だったし、仕事もすぐ見つかった。語学学校や職場を通して、私の人生でかけがえのない、理想の友が出来たこと。人生の別れ道といえる移民申請、永住権取得、そして自分の会社設立と、自分が願ったことは今の所全て叶えられている。書いてみるとすいすいって感じだが、やはりそれなりに嫌なことや、悩み、葛藤、不安は山ほどあった。でもこうできたのも、自分がまず夢を持ったこと。夢がなければ行動も起こせないよね。そして、いい友達を持つこと。自分一人では決してできないのだから。いろんな人の支えがあってここまで来た。その素晴しい人達との出会いを与えてくれたのもトロントだ。私はトロントに心から感謝している。今の夢?それはここトロントで結婚して落ち着くことかな。家もほしいし、子供もほしい。夢はどんどん湧いてくる。夢は叶える為のファーストステップであり、夢は夢で終わらないもの、"Dreams are not pray"であり、それを教えてくれたのもここトロントだ。


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