エッセイ

-Happy Mail-

大阪のFM局の一つ「TACKEY816」の朝の番組「モーニングタッキー」にて
紹介されている私のトロントからのHappy Mailを掲載していきます。
大阪の電波の届く所にお住まいの方は毎週金曜日のモーニングタッキーにて
DJの方が紹介して下さる私のメールを聞く事ができます。
*内容を少しサイト用に変更している場合もあります。

  トロントメープルリーフスの活躍 04/23/04

 お元気ですか、ヒカルです。トロントは季節の変わり目にて雷雨が多く、庭の木が雷で折れたなんて話を聞く事があります。

そんなトロントですが、今熱狂的に地元の人達が釘付けになっているのが、ホッケーで、、プレイオフが行われています。

 東西それぞれ8チーム、16チームが闘って、最終的に2チームが残るまでをプレイオフといいます。そして残った2チームがスタンレーカップファイナルという決勝で闘います。要はその決勝を含め4ラウンドあるということです。

 で、我等地元のトロントメープルリーフスは毎年このプレイオフには進出することができるのですが、2回戦ぐらいで負けています。しかし、以前もこのハッピーメールでお伝えしましたが、今年のリーフスは違います。すでに1回戦を勝ち抜き、昨日から2回戦が始まっています。

 今年は37年振りの優勝かとトロントは期待に胸を膨らませていて、2回戦進出が決まった先日の火曜日はファンがダウンタウンのメイン通りに集結し、夜遅くまで どんちゃん騒ぎでした。車もクラクションを鳴らしてリーフスの活躍をたたえます。阪神ファンさながらのすごい盛り上がりで、リーフス仕様の車まで登場!そしてリーフスの旗を付けた車で街は一杯になります。1回戦でこんな調子ではこの先勝ち進むと、どうなるのか・・・恐いという気もします。

 5年ほど前に3回戦進出かという時があったんですが、その時はレンタルビデオ屋ではお客さんが全く来ず仕方なく新着映画を半額にするセールを行ったほど、市民は映画よりホッケーに夢中だったのです。

 私もこの時期はリーフスのジャージを着てパブで試合を観戦。カナダ人とともに大いに盛り上がります!2回戦もぜひぜひがんばってほしいです!がんばれメープルリーフス!Cheers!

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  ゴミ 04/16/04

 お元気ですか、ヒカルです。トロントは来週から20度近い陽気となるようで、もうすぐ木々に葉が出始めるかなという感じです。

 こちらは大陸なので、出没する動物もワイルド☆スカンクやアライグマなど夜になると見かけます。ダウンタウンでも現れて、ゴミなどをあさることもあって、日本のカラスと同じでこちらはそういった動物によるゴミの被害が少なくありません。

 なので、ゴミも・・前の晩から外に出しておくとビニールを破られ荒らされるのでカナダの家庭ではみな、蓋もついていて移動が簡単なコマ付の大きなゴミ箱を一つは持っています。そこにゴミ袋を入れていき、蓋をしてゴミの日にそれを出して置くと荒らされることがないのです。

 ゴミの日は地域によって曜日が違いますが、基本は週に1度で、夏になると週に2日となるのが一般的みたいです。

 リサイクルに関してはカナダは日本より厳しくなく、普通のゴミはゴミ用のビニール袋、これはスーパーで売っている普通のゴミ用のものに入れればOKで、瓶とカンはプラスティックのリサイクルボックスに入れて出します。

 また、TVやソファーなど粗大ゴミに関しても一緒に出してOKなんです。ゴミ屋さんが普通に持って行ってくれます。ただし、ゴミ屋さんもきまぐれで2、3週間持っていってくれない時もあります。

 まだ使えそうな家具や電化製品は「Free(ただです)」と紙に書いて貼っておくと、気に入った人がいたら誰かが拾ってくれます。なので粗大ゴミを持って行ってもらうのにお金がかかるというのはまだないです。

 でも、最近はやはりゴミ問題は深刻で、新しい法律を設けはじめています。レストランなどの飲食店ではゴミ袋は一枚200円ぐらいでトロント市から買った規定のものでしか出せなくてなりました。また、近い将来、一般家庭では1回のゴミの日で1件につきゴミ袋2枚までしか出せなくなるようです。と、、考えると・・・日本のゴミに対する取り組みは早くから行われ厳しいものですが環境や資源などの関心の高さがうかがえます。それではまたね。Cheers!

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  トロントの禁煙事情 04/09/04

 お元気ですか、ヒカルです。日本でも野球シーズン到来のようですが、こちらもメジャーリーグが開幕。トロントのチーム, ブルージェイズは2連敗となさけない滑り出しですが、1992年と1993年に2年連続メジャーチャンピオン1に輝いているチームだけに、あの興奮を再びと願いたいものです。

 さて、最近アイルランドでバーやレストラン、屋内での喫煙を禁じる法律が施行されたというニュースを聞いた人も多いかと思います。国全体という施行はめずらしく、こちらでもそのニュースは取り上げられていましたが、カナダ全国ではないですが、トロント市も今年の6月より同じ法律が施行されます。

 NYではすでに全面禁煙を施行していますが、トロントも1999年から徐々に進めて来た禁煙対策、今年で全面禁煙という形を取ることになりました。

 今まではレストランは全面禁煙、パブやバーではカウンターであれば喫煙することが出来ていましたが、それも6月までで、全席の25%以下の隔離された喫煙部屋を特別に確保し、厳しい審査にて政府の許可が下りた場所であれば屋内でも喫煙は可能ですが、一般には屋内であればどこでも禁煙ということになります。

 夏はパティオと言って、レストランやパブは外にテラスを作ります。屋外なのでそこではたばこはOKとなりますが、喫煙者にはますます厳しい環境となります。

 でも、たばこはビールなどと違い、吸わない人にも喫煙者の煙りによって健康を害するSecond Hand Smoke の被害が深刻で世界でもこういった屋内での禁煙を推進していこうという動きが活発になっています。

 日本に帰国した時に、日本のレストランなどでは喫煙席の方が眺めのよい広い席で、禁煙席が奥の角なんて所が結構あってこちらではそんなこと考えられないのでビックリすることがあります。

 ちなみに禁煙先進国のこちらではたばこに高い課税をかけているので、1パック25本入りが800円ほどします。日本は250円ぐらいだそうでその差にもビックリです。吸う吸わないは個人の自由ですが、やはり周りに害を及ぼすものであればこういう対策も必要ではと思います。それではまたね。Cheers!

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  トリビアな法律 04/02/04

 お元気ですか、ヒカルです。早いものでもう4月。こちらでは明後日(あさって)の日曜日に夏時間となります。1時間、時計の針を進めるので時間を損した気分になっちゃいます。(^^;)

 さて、今日はカナダの法律についてみなさんの興味のありそうなものをメールしてみます。先日TVを見ていたら国民も知らない法律があり、知らず知らずに法を犯している場合がある、、という特集をしていました。

 面白かったのが、公共の場で、なぜかバンドエイドを剥がすことは違法だそうで、リポーターの人が腕に張ったバンドエイドを剥がしながら、街頭インタビューをしているのですが、誰もそんな法律知らないのです。また、50セントの買い物を1ペニー50枚で支払うのは違法で、日本円に置き換えると50円のキャンディーを1円50枚で払うことは本来ならできないそう。

 これは面白いなと思って今回、色々他にも知らない法律で驚くものや笑える法律をちょっと調べてみました。カナダの州や市によって違いますが、まとめて今だ存在する法律を挙げると:

1)死んだ馬を引きずって通りを歩くのは違法
2)豚を通りで走らすのは違法
3)国立公園内で怪我をしている野鳥を偶然見つけたら即殺す事、しなかった場合は罰金300ドル
4)ストリートミュージシャンは子供に動物の形にした風船を与えてはいけない
5)アライグマをオンタリオ州の外に放すと25,000ドル(日本円で約230万円)の罰金
6)スクールバスや福祉バス以外のバスを明るい黄色にペイントすることは罰金
7)公共の場で悪臭を放つと2年間の投獄
8)マーガリンとバターは同じ色にするのは違法

 などなどトリビアな法律がまだまだ出てきます。1800年代に出来た古い法律がそのまま残っている事もあって、馬や豚の話は今聞くと・・へ?って思いますよね。

 その他では実際にあった話で、1999年にリタイヤされた学校の先生に裁判所から出廷せよという通知が来たのですが、理由が家の外に掲げているカナダ国旗の風になびく音がうるさい(どんな大きな旗だったのか...^^;)ということだったとか。愛国心も違法になるときが、ですね。

 また、カナダの国立公園にある川や湖、池等の水路を塞き止めてはいけないという法律があるのですが、毎年ビーバーは巣を作る為にダムをこしらえて水路を塞き止めています。これは違法で取り締まらないとなんてジョークを言っている人もいます。

 日本でも知らないへぇ〜な法律があるはずです。それではまたね。Cheers!

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  トロントの桜 03/26/04

 お元気ですか、ヒカルです。トロントはようやく日中は0度を超える日が増えてはいるのですが、まだまだ夜は体感温度がマイナス11度なんて時もあって、油断してると薄着になって風邪を引いてしまいそうな感じです。

日本はすでに桜の開花がはじまっているようですが、こちらの桜は4月の下旬から5月の上旬が見ごろです。

 トロントにはハイパークという大きな公園があるのですが、そこには100本以上の染井吉野の桜が植わっていて、毎年、桜の頃になると満開の桜並木が私たちを迎えてくれて、多くの日本人もハイパークへと足を運びます。

 実はこの桜は日本から贈られたものなのです。第二次世界大戦中、収容所に入れられていた日本人達が、終戦後、次々に解放され、トロントに辿り着き、一からの出直しの生活をはじめ、大変な苦労をなさったそうですが、トロントの市民はそんな彼等を温かく迎え、そのお礼として日系カナダ人の人達が1958年にトロント市への桜の寄贈を、東京都に要請。それを受けて翌年の1959年に日本から多くの染井吉野が送られ、その一部がハイパークに植えられたのです。

 また2000年には今後10年間にオンタリオ州に日本の桜を3000本植えようと「桜プロジェクト」という運動が始まりました。日本とカナダの友好親善に寄与することを目的として毎年何本かの桜がオンタリオ州の公園に植えられているんです。

 ハイパークにはあの最初の桜が植えられてから42年後の2001年にこの「桜プロジェクト」によりさらに34本が寄贈されています。

 去年は気候の関係でめずらしくハイパークの桜は蕾のまま開花することはなかったのですが、今年は素晴らしい花を咲かせてくれることでしょう。それではまた。Cheers!

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  卒業式 03/19/04

 お元気ですか、ヒカルです。暖かくなってきたと油断していたらやはりトロントですぅ〜また雪が降って体感温度がマイナス11度になっています。

 日本は桜が咲き始めているようで、この3月は卒業式の季節でもありますよね。北米では5月から6月にかけて卒業式、そして9月に入学式となっていて、今は13日から21日までが「March Break マーチブレイク」と言って, 春休みに入っています。

 日本で卒業式と言えば、大学で謝恩会などが開かれますが、こちらの大学では卒業パーティーというのは各自で行うのが一般的です。

 中学や高校卒業では学校で開催されるプロムという卒業パーティーがあります。これはダンスパーティーで、男女はドレスアップしてパートナーと一緒に出席します。ちなみにプロムに出席した私の友達は当時、パートナーを探すのに苦労したと言ってました。(^^;)

 大学の卒業式と言えば、映画でも見る事がある、あの帽子投げが有名ですよね。しかし...、以前、友達の大学の卒業式を見に行きました。大学の卒業式も一大イベント。日本は入学するのが難しいけど、こちらは卒業するのが難しい為、式はやはり感動に値する貴重な行事で両親もちゃんと出席します。みんなビデオカメラをまわして子供の晴れ姿を撮りまくっていらっしゃいました。(^^;) 友達はあのガウンと帽子をしっかり身に着けて登場し、舞台の上で卒業証書を受け取っていました。私が一番期待していたのは、先にも書いた最後に帽子をみんなで投げる〜ってヤツですが、結構あれってやらない所が多いそうで、その友達の大学でも行われませんでした。とっても期待していたのにぃぃぃと、、一人くやしがるミーハーなHikaruでありました。で、そのガウンと帽子は卒業式が終わったら大学に返すという現金なものでもありました。

 でも、こちらの卒業式は卒業出来たうれしさを噛み締めるもので、日本は別れを惜しむという感じがあって、思い方が違うようですね。みなさんも記念に残る素敵な卒業式になりますように!Cheers!

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  花粉症、カナダでは 03/12/04

 お元気ですか、カナダはトロントのヒカルです。3月に入って少しづつ暖かくなってきており、0度前後を行き来しているという気温になっております。日本はすでに桜が咲いているそうですね。

 この季節になると花粉症が毎年問題となりますが、こちらでもあるのか知りたい方もいらっしゃるのではと思います。日本独特のもの?って思っている方もいるかもしれませんね。日本ではスギ花粉を主として3人に1人という割合でなる可能性があると言われているそうですが、カナダもそこまでではないですが、花粉症は存在します。そして、カナダも例外にもれず、この花粉症は近年問題視されてきています。TVでも今の時期は花粉症対策を呼び掛けているほど。

 1)花粉値が高くなる午前5時から午前10時までは窓を閉めて室内にいる、2)エアコンのフィルターを綺麗にする、3)ガーデニングなどをする時はマスクをする、4)ペットを飼っている人は頻繁に洗ってあげ、寝室には入れないようにするなどです。

 天気予報を専門に扱うチャンネル、「ウェザーネットワーク」でも1993年から花粉予報を行っていて、この時期になると28分毎に花粉に関する情報を放送しています。

 では実際に日本で花粉症だった人が、カナダに来ても花粉症になるのかということですが、意外や意外、カナダでは花粉症にならなかったという方が多いのです。また反対にこちらに長く住んでこちらの環境に体が慣れてくると花粉症になる人もいるようです。私の知り合いの方で30年以上こちらに住んでいる日本人の方は毎年この季節は花粉症に悩まされていますし、私も年によって花粉症のような症状が出る時と出ない時があります。今年はならないことを祈りたいですが。See ya!

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  お引越し業者は... 03/05/04

 お元気ですか、カナダはトロントのヒカルです。早いもので3月ですねこちらは3月では珍しいほどの暖かさで、9度・・なんて日もあって、マイナスの世界に慣れている私たちにはうれしさを感じる天気です。

 さて、春を感じるここ数日の暖かさで、気持ちもウキウキしてしまい、気分転換に部屋の模様替えをしようと、先週は「IKEA(イケヤ、こちらではアイケアといいますが)」という家具屋さんに家具を買いに行って来ました。

 スウェーデンから来た家具屋さんで世界でイケヤを知らない人はいない、、というぐらい有名なお店だと思いますが、日本にはまだ上陸していないようです。でも、遂に日本では2005年にオープンする予定だそうです。この家具屋の特色は全ての家具が購入してから家やオフィスで自分で組み立てるというシステムになっていること。その為、ヨーロッパスタイルの素敵な家具がリーズナブルな値段で購入出来るので大変人気です。おそらく、日本でも話題になると思います。ご興味ある方はikea.comにアクセスしてみて下さい。来年オープンに向けて日本語ページも作成されています。

 さて、春が近付くと行動の季節。私のように部屋の模様替えのために家具を購入したり、また引越しを考えている人もいると思います。こちらは冬が厳しいので、引越しなどは春から夏にかけてする人が多くなります。

 こちらの引越しも日本と同じように引越し業者に頼むか、トラックを借りて 自分で運ぶ方法を取ります。ただ・・日本と違って、業者は時給で計算するのでカナダ人の業者の中には時間稼ぎにのらりくらりと仕事をするんです。わたしの知人も「家具や床は傷付けられたし、ゆっくり仕事をするからほとんど私たちが運び込んだのよ。もう2度と頼まない」なんて怒っていたし、友達のご夫婦はカナダからアメリカの引越しも自分達でしていました。

 日本にいる時は当たり前と思っていた日本の引越し屋さんの仕事ですが、離れて見てみると素晴らしかったかも。。と思います。。。さぁ!そこまで春が来ています!皆さんの春はどんな春?? それではまた。See ya!

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  輸入される日本の番組2 02/27/04

 お元気ですか、カナダはトロントのヒカルです。早いもので2月ももう終わり。こちらは少し暖かくなって来た感じで、気分転換に部屋の模様替えをしようかな、などと考えているところです。

 さて、先週に引き続き今日はこちらで放送されている日本の番組についてお話しします。先週は日本の数多くのアニメがこちらで放送されているということをメールしましたが、アニメ以外でも大変面白いものが放送されています。

 英題が「Most Extreme Elimination Challenge (モースト・エクストリーム・イリミネーション・チャレンジ」略して「MXC」と「Iron chef(アイアン・シェフ)」の二つです。

 後者はすでにお気付きの方もいらっしゃると思いますが「料理の鉄人」で、最初の「MXC」はなんと日本では20年程前に放送されていた「風雲たけし城」なのです。

 若かかりし頃のビートたけし、そしてたけし軍団を見る事が出来るのですが、英語吹き替えなので、なぜかたけしとそのまんま東がロマノとケニーという名前になっている上、編集がバラバラで、途中で切れていたりします。

 こちらではこの「風雲たけし城」は結構な人気で、アメリカにはファンサイトまであるほど。ただ・・今はキタノと言えば、海外では映画監督として有名なので、たけし城の司会者と、名監督のキタノが同一人物であると、知ったときカナダの友人達はそのギャップにショックを受けてます。(^^;)

 一方・・「料理の鉄人」もこちらでは料理チャンネルで放送されていて人気があります。シリーズものとしてはこの2つがありますが、一話ものでも、遺跡発掘番組や動物のドキュメンタリー番組など日本制作の番組をこちらカナダでときどき見つけることができます。

 今週の日曜日はいよいよアカデミー賞ですよね。渡辺けんがノミネートされていたりでますますTVから目が離せないほど今、日本が熱いです。それではまた!

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  輸入される日本の番組 02/20/04

 お元気ですか、カナダはトロントのヒカルです。1月に襲ったストームの雪が除雪車により道路脇に寄せられたまま残っていて、道路を渡るのにも積もった雪を避けて遠回りしなければいけないこともあり、早く暖かくなって解けてほしいと切に願います。そんなトロントはまだまだ冬です。

 さて、今週と来週は北米で放送されている日本の番組についてお話しします。日本ではアメリカのドラマ「フレンズ」や「ER」、「CSI」などが輸入され放送されていますが、こちら北米でも日本制作の番組が輸入され、英語吹き替えにより色々放送されています。

 中でも一番多いのが、日本が世界に誇る、ジャパンアニメーションの漫画です。アニメという言葉は和製英語ですが、マンガという日本語と共に英語として浸透している言葉です。カラオケがそのまま英語になったのと一緒ということです。

 特に子供専用チャンネルでは今現在放送されている日本のアニメは12にものぼります。「遊戯王」「デジモン」「犬夜叉」「ハム太郎」をはじめとして、人気の高いドラゴンボールは「ドラゴンボール」「ドラゴンボールGT」「ドラゴンボールZ」と3つのシリーズが放送されています。さらに最近新番組として放送を開始したのは「アストロボーイこと鉄腕アトム」。

 また、子供チャンネル以外でもたまに、とても古い日本のアニメを放送していたりして、驚くことがあります。ここ最近で一番驚いたのがスピードチャンネルという車などのスピート系を扱う番組で放送されていた日本のアニメ。英題は「スピードレーサー」。何のアニメかわかりますか?「マッハゴーゴーゴー」なんです。

 ということで、来週はアニメ以外で放送されている日本の番組についてお話しします。

 ちなみに、TVと言えば、日本でも「ミリオネラー」というクイズ番組がアメリカからやって来て日本版として放送されていますが、こちらでは、あさって日曜日はなんと最高額が10ミリオンのスーパーミリオネラーが放送されます。ちなみに10ミリオンって日本円にすると10億円以上!10億円にはビックリ。こちらはやることがほんとにデカイ!!それではまた来週。

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  バレンタインズデー 02/13/04

 お元気ですか、カナダはトロントのヒカルです。早いもので、今年もすでに2月となっています。こちらは2月にしてはマイナス10度以上という暖かい気温となっており、マイナス20度ぐらいの気温を体験していると10度を切っただけでも暖かく感じます。そして、さらに心を暖かくさせるのが、明日14日のバレンタインズデーではないでしょうか。

 日本ではこの日は女性が好きな相手に想いを伝える日であり、また恋人達にとっては彼女が彼氏にチョコを渡すスウィートな1日ですよね。それでは北米ではどうなんでしょうか。

 私もこちらに来た時ビックリしたのですが、北米のバレンタインズデーは日本とは反対で男性が好きな女性にチョコを渡したり、プレンゼントをしたりするのが一般的なのです。

 この日はレストランもカップルで一杯です。チョコと一緒に花をプレゼントしたり、下着などをプレゼントする男性も。また、自分の家に好きな女性をディナーに招待する男性や、旦那様が奥様に手料理を振る舞う方も多く、14日の為に男性だけの料理教室なんて企画もホテルやクッキングスクールで催されたりします。

 しかし、それだけではありません。こちらのバレンタインズデーは愛を再確認する日という意味もあって、愛する人へなら男性から女性へというのは問わずにプレゼントやカードを送ったりします。私の知り合いのカナディアンのご夫婦はお互いにプレゼントを渡し合い、また、お孫さんのいらっしゃるおじいちゃん、おばあちゃんにはかわいい孫からバレンタインズデーのカードが届きます。

テレビでもラブロマンス系の映画を放映したり、レストランではスペシャルディナーが用意されたり、はたまたピザ屋ではハート型のピザを販売したりと、ラブラブな時を楽しむことが出来ます。全ての人へ、大切な人への愛を込めたイベント、それが北米のバレンタインズデーです。

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  リーフスの活躍 01/16/04

 お元気ですか、カナダはトロントのヒカルです。トロントはマイナス10度以下の気温が続いております。5分も外を歩くと頬がひび割れそうな勢いです。

 昨日の夜はカナダ人のお友達の家にて、ナショナルホッケーNHL、地元チームトロントメープルリースフの試合をTVで応援していました。

 以前もお話しましたが、カナダの国技であるホッキーはカナダ人とは切っても切れない存在。特にトロントのメープルリーフスはカナダで最初に出来たチームなので、トロントニアンにとっては一番熱狂するスポーツなのです。私ももちろんホッケーを愛し、そしてリーフスファン。

 去年は、入手困難なチケットをゲット、試合を観戦することが出来、勝ち試合だったので、大いに盛り上がりました。やはり実際にあのアイスの迫力を観戦するというのは言葉に出来ないほどの感動があります。

 特に今季のリーフスは調子が良く、36年振りの優勝も夢ではない勢いなのです。今現在全チームの中でトップの成績。ここ2回とも連続で負けていたので、昨日の試合は首位をキープするためにも勝たなくてならない試合でした。ケガで主力選手がいない中でも勢いのあるチームはやはり強いです。

 お正月に行われた毎年恒例の世界ジュニアホッケーでは決勝はカナダ対アメリカでしたが、カナダの選手が見方のゴールにあやまってボール(ホッケーではパックといいます)を入れてしまい、それが決定打となってアメリカに(ゴールドメダル)を許してしまったという屈辱的な敗北をしていて、カナデ人にとってはとてもショックなのですが、その出来事を忘れられる程、このリーフスの活躍はトロントニアン、またカナダ人にとってうれしい出来事でなのです。

 今週からホッケーを題材にした木村拓哉さんのドラマも始まっているようですし、日本にもホッケーブームが来たらいいなと思いますね。

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