June 20, 2004 トロント発!面白日本語サイトご紹介

今回はトロントやカナダに関する旅行や生活などのガイド的一般情報サイトとは違い、面白い独自の視点からカナダ/トロントを紹介している、まだあまり知られていないトロント発信サイトをご紹介したい。

 「トロント」に暮らす人々の雰囲気を知るのにお勧めの、国際的宇宙人感覚サイト発見。その名は「Happa Cafe - トロント」
 カナダのスローライフの家、Kentハウスに集まる国際的宇宙人たち!?の話を中心に、サイト運営者であるトロントひつじさんのシュールな視点で捉えたトロントの様子がジョーク混じりで紹介されていて、国際的なコミュニケーション・レベルで通用する、いろいろなメタファーも隠れているのだ。
 このサイト、ブログ形式で毎日更新されていて、毎回、毎回、トロントに暮らす日本人のナマの生活が垣間見れる。しかも、写真が盛りだくさん。
 トロントひつじさんは、トロント在住のアーティスト。スローライフを実践しながら人生をエンジョイしている。今までにない角度からトロントの日常をこれでもか〜というぐらい紹介している。トロント以外の情報もあってそれもシュール。ロール的な内容のものもあり、読む人をどんどんひつじの世界へ引き込んで行く。ぜひ行って、できれば最初から読んではまってもらいたい。(笑)

トロントひつじさんのプロフィール:トロントに10年くらい生息。Zenの思想をひつじ流に解釈し、現代アート的に表現した絵を描いている。過去に原子力発電所やウランの売り買いをしていたり、銀行で難しいファイナンスをやったり、そうかと思えば、映画や写真のプロデュースにチャレンジしたり、直ぐに壊れるアルファロメオでスシの配達したりと、かなりすっ飛んだ経歴をもっている。好きなミュージシャンは、セロニアス・モンク(Jazz)、ブリジット・フォンテイン(Avant-Garde)、デッド・キャン・ダンス(Alternative)、イゴア・ストラビンスキー(Classic)など。よく出没する場所:トロント・ビーチーズ界隈。尊敬するアーティスト:ピカソ、ゴッホ、岡本太郎
座右の銘:瞬間、瞬間を爆発的に生きる!



 カナダとトロントに関する文化、暮らし、社会、紀行エッセイを個性ある視点から掲載しているサイト「カナダノートブック」。
 日本では、カナダはアメリカと似たような国だと思われがちだが、このサイトはカナダのユニークなキャラクターを独自の視点から飾らない言葉で表現している。新たなカナダ、トロントを見つけることが出来るサイト。
 Webmasterはトロント大学大学院東アジア文学専攻で、卒論は能の台本をどこまで英語に訳せるかという論文を書いていることからも、日本語と英語、そして日本と外国との関係に絶えず着目し、広く鋭い視野にて語る。更新は今年に入ってはまだないが、それまでに掲載されている内容を読むだけでも読みごたえあり!

プロフィール:Webmaster: 広瀬二樹。トロント在住翻訳家・ライター。カナダの文化、社会、紀行記事を日本 の雑誌や出版物に執筆。カナダ滞在歴8年。日本との二重生活を模索中。同志社女子大学卒業、トロント大学大学院修士課程修了。京都市出身。



 いい意味でも、悪い意味でも、根っからのアーティスト。彼の人生のテーマは、芸術と愛。トロントにあふれるアーチーな物や、人、そしてその痕跡を求めてさ迷い歩き、その成果をブログという最新インターネットカルチャーにまとめて紹介している。彼の目を通してみると、タダの街が愛にあふれた芸術の街へと変貌する。彼自身は絵描きでもあり、またジュエリーデザイナーでもあり、そしてブログというコミュニケーションツールとの出会いによって、ジャーナリストという側面も発揮し始めている。
 芸術的視点から見たトロントをアートレポートしたブログのサイトが「小亀のめ」。そして、彼の本業とも言うべきジュエリーサイト「MAQITO」ではネットより彼の素晴らしいジェエリーを購入することが出来る。
 また彼のアートな画のサイト「Sketchbook」は彼の芸術性豊かな才能をさらに垣間見る事が出来る。さすがは東京芸術大卒というべき、躍動感溢れる作品が一杯だ。
 コマーシャルでも、ファインアートでも、創造活動に優劣は無し。これが彼の心情である。

プロフィール:Webmaster: 須藤牧人、A.K.A.、こがめ。東京中野区生まれ。1985年東京藝術大学工芸科鋳金卒業。卒業後、アクセサリーデザイナーとして働き、その後、コンピュータグラフィックス文化のあけぼの時代を自ら体験。1994年アメリカ、ロスアンジェルスに渡り、CGアニメータとして活躍し、1999年にトロントに移住。創作の場をバーチャルではない実在の世界にもどし、絵描き兼ジュエリーアーティストとしての活動を再開。現在は、MAQITOというジュエリーブランドを持ち、アート系ジャーナリストとして、「小亀のめ」というブログサイトを運営している。



 最後はトロントニアンクラブの管理者Hikaruのアートサイトをご紹介。(って自分の宣伝かいっ^^;)
 当サイト管理人が自分の色を作品として残しておきたいと、突発的にひらめいて2004年5月に立ち上げた作品サイト「Haru*Me(ハル*ミー)」。自分を考えた時、やはり切っても切れないのが愛してやまないトロント!そこでテーマは「トロントと私」。トロントの素敵な街並を自分の感性を活かし写真におさめ、自分のイラストやグラフィックとのコラボで作品を作りあげている。今後は無料写真素材もHPからダウンロード出来るようにする予定。少しでもHikaruの作品を見た方がハッピーな気持ちになってくれたらと癒し/和みの作品をこれからも作り続けていきたいと思っている。

プロフィール:Webmaster: 滝沢ヒカル、ハル*ミー。大阪府生まれ。大学在学中、オーストラリアへ1年ワーキングホリデービザにて渡豪。大学卒業後、英語学院、カタログ制作会社勤務を経て、ワーキングホリデービザでトロントへ。その後移民権取得。トロントの日系出版会社勤務を経て、日英バイリンガルデザイン会社を設立。カナダ政府観光局やトロントにあるジョージブラウン、セネカなどのカレッジ、またナビスコカナダ、セレスティカなどの大手カナダ企業の日本語デザインを手掛ける。トロントを愛する本人が作成、運営しているトロント情報サイト「トロントニアンクラブ」はローカルな個人サイトにもかかわらず、50万を超えるヒット数を数え、その充実した情報内容により、ダイヤモンド・ビッグ社やアルク社などの旅行や留学関係のガイドブックなどでも紹介されている。




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