Noc. 11,1997
働く側の危険な罠

カナダは政府の努力も追い付かないほどの失業者を抱えています。トロントに住む私達も仕事を探すとなると大変厳しい状況であることは皆さんご存じの通りです。特に英語を母国語としない私達には特に難しいですね。ですから、仕事があればそれだけで十分と思い、労働条件の悪い場所で働く日本人も少なくありません。最近日系人の間で、決められた給料を支払わない、セクハラをする社長や上司、ボランティアという名目で労働ビザを持たない人達の弱みにつけ込んで優秀な人材をただで働かせている日系の会社をよく耳にします。いくら買手市場といっても、人の弱みにつけ込む悪徳会社は許せません。きっちりした運営を行って頂きたいです。働ければ実際十分なのが現状。しかし、働く側もそういう会社を作らないよう、断固たる処置をとることも被害を少なくするために必要だと思います。給料を支払わない、セクハラする、ボランティアの名目で無給などの会社では絶対に働かないで下さい。


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