昔、確かに私は石器人だった...ってぐらい、なぜか洞窟に惹かれる私で、スキューバーも出来ればケイブダイブがしてみたいが夢の一つだし、オーストラリアに住んでいた時は、シドニーからバスで数時間の所にある、鍾乳洞ツアーに一人で行ったほど。また、映画でも洞窟が出てくる映画はなぜか駄作でも見てしまう...。ちょい前は「The Cave」という恐い映画もわくわくしながら見たし。(^^;)

「Bonnechere Cave」の公式サイトの写真から察すると、鍾乳洞は鍾乳洞なんですが、普通にイメージする、洞窟内に湖のような水面があって、上から氷柱のように鍾乳石が垂れているって感じではなく、ほんとに洞窟って感じで、それほど大きいものではない感じだったんですが、正直、オンタリオで一般に公開されているものは「Bonnechere Cave」しかヒットしなかったんです。（他にあれば教えてください！！）それでもやっぱり写真を見ると、ぞくぞくとしてきて、絶対に一度は生で見たい！と思い続けておりました。笑　そして7月の25日と26日にかけて、1泊で行くことに♪

「Bonnechere Cave」がある所はオタワから車で80分。トロントからは4時間強。約300kmだと思います。の、Eganvilleという小さな町から8km程行った所。私達が泊まるホテルはRenfrewという街で、EganvilleもRenfrewの中にあります。私達が泊まったのは、そのRenfrewのダウンタウン。この辺りはケベック州との境界線ともなるOttawa Riverを境に「Ontario Valley」と呼ばれ、アウトドアーで有名なエリア。エリアの地図はこちら。

私達は国道7号線から41号線を通って洞窟へ一直線。(^^)／　Eganvilleの街に入り、Queen E.を走ると「Bonnechere Cave」への看板があるので、それに沿って行けば到着します。Eganvilleの地図はこちら。パーキングがあって、そこに、チケットとお土産が買える小屋があります。その小屋で、チケット12ドルを払って、ツアーしてくれるガイドさんが来るのを洞窟に行く前の広場で待ちます。時間が決まっていて、たぶん30分か、45分於きにツアーをしてるようです。私達が行った時はあと15分待ってと言われました。1時1５分からでした。その広場の待ち合いではこの辺りの地質が学べる詳細が書かれたボードと、ここで採取された化石も実際に見る事が出来ました。この辺りは5億年前は海の底だったそうで、古生代のカンブリア紀と言うそうです。硬い殻をもつヤドカリのような動物が現れた時代。その殻の化石なども実際のものを見せてくれました。ここら辺の岩は一番硬い石灰岩で出来ているそうです。そしていよいよ洞窟の中へ。中は気温10度ぐらいなので、上着を持って行くのがいいかも。冷えてきます。中は公式サイトの写真でみたように、長細い空洞がずっと続いています。ライトで照らされた壁や天井に剥き出た岩は、長年の水の雫によって層になり、幻想的な形を作り出しています。神秘的でやっぱり洞窟！！！って感動しました。壁に形作られた化石も見る事ができました。

Bonnechere Caveは1855年に測量士によって発見されました。その時はこの洞窟を通ってBonnechere Riverの水が流れていたそうです。その後100年経って、1955年にTom Woodward氏が探検、その後すぐに一般に公開しました。洞窟が形成されたのは氷河が溶け出した1万年前ぐらいだそうで、洞窟としては新しいそうです。この周辺の川はどれも赤みを帯びた感じなので、水は鉄分が多いのだと感じました。

公式サイトにも書いてあるのですが、持参するものはジャケットにペンライト。洞窟はライトがあるので、そのままでももちろんいいですが、ペンライトを持っていくと、自分が見たい所を照らせるのでいいですよ。時間的には最初の洞窟の説明からだと約45分ぐらい。この洞窟を目的にだけだと4時間をかけて行くまではちょっとどうかなとは思いますが、オタワ観光やOttawa Valleyでアウトドアなどを楽しむついでに寄ってみてもいいかと思います。

ケイブ旅行の写真はトロント写真館にてアップしていますので、そちらもご覧ください。

動画も撮って来たんですが、さすがに中が暗過ぎて、ほとんどボツでした。(^^;)　でもなんとか見えるものだけ49秒ですが、編集しています。下の画面をクリックして見てください☆

Bonnechere Cave公式サイト：http://www.bonnecherecaves.com

*この内容はブロトロ（当サイト、TCのブログ）でも掲載しています。